アライメント調整

 P.P.F.メンバー有志でアライメントテスターを購入しました。アルミフレームに下げ振りを組み合わせた物で、素人でも&精度の高い床が無くても測定可能なのが売りです。基本的な使用方法は「下げ振りが指したポイントに付属のマーカーを置きそのポイントを測定、前後左右の位置の差からアライメント数値を割り出す」と言うものです。測定した数値はエクセルシートに打ち込み、リアルタイムで状態を観察できるようにしてあります。但しこのゲージ、キャンバー角測定用の目盛りが1周360°では無いので換算する必要がありました。根っからの文系人間に数式組める頭の回転など有るはずも無く・・・ちばくんに数式シート作ってもらいました(^^)

「測定4種の神器」車軸計、角度計、整備書にExcelです。

 それではロードスターでの具体的な測定〜調整までの流れを追っていきましょう。
 *下記文章は付属説明書と整備書を補足する前提ですので、理論的に誤って見える表現が有ることはご了承ください (単なる共同購入メンバー向け覚え書きとも言う^^;;)

測定

1,クルマの位置決めをする

 アライメント測定の基本は「ステアリング真っ直ぐ前進で停止」です。タイヤが1回転以上するイメージで前進停止しておきましょう。

2,ゲージを当てる

alaiment04.jpg

 上記写真を参考に1輪につき3個、4輪共にマーカーを設置します。本体の水平器2丁を利用するこのゲージの性格上、一人での正確な設置は難しいですので、お手伝いの方にじっくり設置してもらうのがベターです。コツはハブセンターへの正確な中心位置決めです。ハブナットが露出しているリアは良いのですが、カバーされているフロントは予めセンターをマーキングしておく等の工夫が必要でしょう。もう一つのコツは直前の深呼吸とお腹の出っ張りを無くす普段のエクササイズです(笑)

3,測定する

 マニュアルに沿ってポイント毎に正確なメジャーで測定、エクセルシートへ入力していきます。この時は車両を移動しておいた方が楽かもしれません。(更にはリフトの上だと調整の繰り返しがとっても楽になります)

A-B
フロントトーになります。引いた数値が-3ミリなら「トータルトー:インに3ミリ」です。
C-D
リアトーになります。フロントと同じ見方で、+2ミリなら「アウトに2ミリ」です。
E-F

このゲージの特徴、正確なスラスト角の測定です。どちらも同じ数値、+-ゼロになるように調整します。
C-Dのトータルトー数値が同じでもスラスト角が異なっていれば、フロントトーよりもはっきりとクルマは曲がって行こうとしてしまいます。

*EがFより長ければリア全体が左向き=クルマは右へ行こうとする
*FがEより長ければリア全体が右向き=クルマは左へ行こうとする

G-H
4輪の”位置決め”状況を見ます。大幅に数値が揃っていない時はサブフレームのずれ等が考えられます。
I-J
ホイールベースです。調整したアライメントが全体として狂いが無いか確認できます。

4,キャンバーを測定する

alaiment03.jpg

 説明書に従い測定床の水平をゲージで補正しタイヤに当てます。本来なら車種毎のホイールリム部に合わせて正確にゲージを当てたい所ですが・・・サイドウォールに当たってしまうときは車重による変形部に気をつけましょう。私の場合は画像ホイールを使用するか、タイヤ前後に2回当てるようにしています。角度を360°換算して数値化します。

5,キャスターを測定する

 こちらも説明書に従いキャンバーゲージの0補正を行い、右舵角と左舵角の数値を足した物がキャスター角となります。

 

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