私をシゴキに連れてって'98

 去る7月11日・12日、福島県裏磐梯の箕輪スキー場において、ドラテク特訓合宿「わたしをシゴキにつれてって’98」が、PPFならびにM21028Owners`Club 豆腐屋の面 々によって開催されました。

 PPFメンバーのワイワイやりながらの勉強、ぐらいの計画だったものが、豆腐屋のチョコボールHAMAちゃんこと浜島サンの運営という願ってもない環境で走れることになり、皆さん大満足の2日間だったようです。ほんと、浜島サンの手腕には脱帽です。しかも講師としてF−3レーサーの出来利弘サンを迎えることとなり、さらにドラテクに磨きをかけることができたと思います。

 朝は、ハーフウエットの路面でのサイドターン練習から始まります。ほとんどのメンバーはジムカーナ経験はありません。みな四苦八苦しながらサイドと格闘です。常時、出来サンと浜島サンのアドバイスが入り、短い時間内にも関わらず、皆、次第にサマになっていきます。(荷重移動は背負い投げのイメージ、ですよね!)少しずつ路面 が乾き、難易度が上がるのに合わせるかのようにみんなの目の輝きも違ってきているようで、出来サンへの質問も熱を帯びてきています。

 首をかしげる者、納得できない表情の者(みーんなです。気合い入ってます。)が居るまま、次はパイロンスラロームです。しだいに思い切りの良さが出てきた人にも、今度は繊細な感覚も要求されます。しかもどうってこと無いように見えたスラロームが、走るほどに課題を投げかけてくることにも気付いたのも大きな収穫でしょう。さかんに「基本」という言葉が聞かれます。いかに普段の操作がクルマの動きに合っていないかは、やはりこういう場所でしか体験できませんね。

 午前中の仕上げは揺り返しを使って自らスピンモードへと持っていくことでしたが、さんざん走って理解したつもりが結構できないものです。サーキット経験の方が深い人達には、もしかしたらこの練習がもっと大きなひらめきを生むのかもしれません。もう一度じっくりやってみたいことの一つです。単なる直ドリ、と言われればそれまでですが、RS乗りには結構縁の無い人も多いのではないですか?

 一時の休憩を辛くて黄色い中華丼!(あれはスタッフ間では永遠のナゾです)で過ごすと、すぐ設定されたコースの慣熟歩行が待っていました。場所が広いだけに結構な距離のコースができ上がり、ヘバって休む者が続出です。が、容赦なく講師陣の解説付慣熟に入ります。事細かな解説ですが、やはりパイロンコースが初めての人達はイメージ作りに難儀している様子がわかります。設定されたコースは各色とりまぜたものですが、乗り手のイメージと、いかにその下にクルマを置いておくかが問われるコースだと考えて走ってみました。(浜島サン、違っていても、この程度だということで許してね!)

 細かい練習に悪戦苦闘していた人達も、皆一本目からクルマにムチをくれます。初めてとはいえ、やはり普段からのドラテクに関しての意識は他車種に比べても大きいのでしょう、皆きれいに接近したタイムで走っています。RS乗りはやはりレベルが高いことを実感します。希望者は出来サンによる同乗走行も行われます。自分のクルマの動き、そして出てくるタイムには皆、驚きの表情を隠しません。目からウロコ、の人もたいへん多かったようです。

 結果的に5本をこなすことができ、最後はみな自分の本来の走りに近づいたようです。手動とはいえコンマ数秒差に接近したタイムで他者と比較できるのもワンメイクの面 白いところでしょう。しかしどの人も、クルマの動きやイメージ、細かい走り方のほうが気になってしかたがないようで、タイムは二の次、でしたね。

 さあ、夜はお待ちかね、ペンションでの交流(?)です。乾杯と同時に一杯目の生ビールジョッキが空になると、もう誰も止められません。あまりのすごさに文書にはできません!ドラテク談義やチューニングの情報交換が行われるだろう、との予測はみごとに外れてしまいました。そのような話しをしていたテーブルの人間がふと気がつくと、まわりはみーんな腹をかかえて呼吸困難に陥ってるではないですか!?結局、夜更けまで笑い声を制する注意が(!?)ペンション中を飛び交っていたのでした。(シマちゃんコボちゃんコンビをあの場だけに記憶させておくのはあまりにもったいない!来年もまってるからね!)

 充実した顔で朝を迎えた面々は(寝不足な顔をしていたのは私と数名だけ、という話しもありますが)のんびりとした雰囲気の中、裏磐梯へとクルマを走らせました。母成グリーンラインを経由し(いいヘアピンがあるんです。バイクにはビックリしますが)いしむしろ牧場でのバーベキューです。その前におもしろ自転車とマウンテンバイクでのバトルが自然と始まっているのはしょうがないところですか…。おっと、動物とゆっくり戯れることもPPFには必須です。

 解散時間になったとたん、ドシャ降りの雨になったために、ゆっくりと再会を誓う間もなく帰路についたのは心残りでしたが、皆、必ず来年も、という気持ちがあったようです。なんといっても、誰もが初対面 同士、というのが不思議なくらいの面々でしたから、どこかでまたお会いできることでしょう。

 ひょんな一言から始まったこのイベントも、豆腐屋の協力を得ることによって一大イベントに成長したことは、感慨深いものがありました。またあらためて、主催する人達のパワー、というのも思い知らされることにもなり、たいへん勉強になりました。また来年、という言葉をいただいたことがなによりも嬉しく、今からワクワクしながら楽しみにしています。

 

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